宿泊は、裏磐梯五色沼に隣接した、裏磐梯ロイヤルホテルに。松茸づくしの満喫グルメプラン。食事もよく、お湯も申し分なかった。

大内宿

塔のへつり

東北自動車道、白河インターから、西へ一時間、標高1,640メートルの観音山西の麓に拡がる「観音沼森林公園」。全長3.2Kmに及ぶ遊歩道9コースの内、観音沼を巡る三つの径を散策。

塔のへつりは、福島県南会津東部を流れる大川が形成する渓谷で、大川羽鳥県立自然公園の一角を占める。「へつり」とは、会津地方の方言で「川に沿った断崖、急斜面」を意味し、100万年以上と云う長い年月をかけて、浸食と風化を繰り返し、奇岩・怪岩が塔のように全長200m以上に渡って林立した見事な景観を楽しめる。

初日(2012.11.4)

国内旅行

大内ダム

大内宿から会津若松へ抜ける、大内宿こぶしライン紅葉 

坂上田村麻呂の建立と伝えられる優雅な嶽観音堂

ほほえみの径

神秘的なとさえ言える観音沼森林公園

福島(12.11.4−5)

昼食は、下郷町大字豊成字楢原の十割そば「星きのこや」で。店主、星徳義さんに温かくもてなされた。じゅうねん(エゴマ)と味噌で練り上げた「じゅうねん味噌」を新米の団子に塗った、下郷の郷土食「しんごろう」を御馳走になり、また、お手製のツルウメモドキの壁飾りと、蜜蜂クリームを頂いた。旅の楽しみの一つに、地元の人との温かい交流があるが、大変美味い十割蕎麦以上のもてなしであった。

星きのこやの店内

みたらせの畔

猪苗代湖が、県のど真ん中に鎮座し、3ヶ所の国立公園、11ヶ所の県立自然公園がある美しい福島を、紅葉の美しい今、訪れた。東京から二時間、東北自動車道の福島最初のインター、白河で高速を降りる。初日は、福島県南の南会津郡下郷の大川羽島県立自然公園内の、観音沼森林公園、塔のへつり、大内宿へ。二日目は、磐梯朝日国立公園内の裏磐梯山高原、五色沼、中津川渓谷、紅葉に染まる磐梯吾妻レークライン、磐梯ゴールドラインをドライブし、会津若松の鶴ヶ城へ。快晴に恵まれ紅葉を満喫。二日間の総走行距離、679km。

裏磐梯ロイヤルホテル、五色温泉露天風呂

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自家栽培、クリタケのついたテンプラモリ。まさに十割の美味い、美味い蕎麦。

水明の畔

観音沼森林公園、やすらぎの径

あこがれの径

道の駅しもごうからの山並み

観音沼までの山並み

五色沼、毘沙門沼の紅葉

観音沼森林公園

ガイドブックでは、大内宿は、「会津若松と日光を繋ぐ会津西街道を挟み、、距離約500メートル、両側に50軒ほどの萱葺き屋根の民家が並び、江戸時代の宿場町の様子を今に伝えている」とある。家並みは、その通りなのだが、民家たるや、土産物屋、蕎麦屋等の店へと変わり、宿場町から騒々しい観光地へ変貌してしまい、訪れる値打ち無し。また、箸の代わりにネギを用いて蕎麦を食べる、高遠そばの名でも知られている。

炉端で焼く下郷郷土食の「しんごろう」。甘く、大変美味。