食道に異変があるとの事なので,、12.11.29、内視鏡科吉永先生の外来で、吉永先生内視鏡検査を13.2.13に予約。

13.2.13、吉永先生により、胃・十二指腸ファイバースコピー検査実施。咽頭と食道から二個所から組織の一部を採取された。喉に怪しい箇所があると、喉から始めての生検。食道に癌ができた人は、喉にも出るとの事多いとの事。吉永先生の云う怪しいは、かなり怪しい気配大。喉には、かなり前から違和感のあったので大変不気味。食道の生検は念の為の生検と云われた。何れにせよ、咽頭、食道の生検検査結果待ち。一つ山こしゃ、また一つと云った感じ。厭になるね。 

5)2013.2.13 定期検査

二年目4度目の定期検査、胃・十二指腸ファイバースコピー、頸、胸、肝、骨盤CT検査をを12.8.16に実施。担当医は、手術の時の病棟医師、曾絵里子先生。胃カメラは相変わらず苦しい。今回は延々とみっちり30分。胃、食道それぞれ一個所ずつ生検された。造影剤を使ってのCT検査は、体の隅々まで造影剤で熱くなる。

12.8.30、消化器科加藤健先生、放射線科伊藤芳紀先生に検査結果を聞きに築地癌センターに。食道に異変あり。現時点では、癌細胞は確認されないが、癌化する怖れの在る箇所が見つかった。今後とも半年毎に定期検査でみていけば仮に癌化しても対応ができるとの事だが。永い生活習慣の報い、仕返しなので致し方なし。癌化する怖れあるなら、その前に事前に除去してしまうのはどうなのか。食道手術執刀医の吉永先生に相談にでも行くか。手術による体への負担も考えなくてはいけないが。

4)2012.8 定期検査

2012.2.9予定の内視鏡検査を、内視鏡手術をして頂いた吉永先生にお願いでき、1.25に変更実施。「胃が荒れているね」と生検される。神の眼を持つ吉永先生の生検実施は癌のおそれが多く不気味。
2012.2.9、頸、胸、肝、骨盤CTを実施。腎機能を示すクレアチンが1.3と悪く造影剤を半量にて実施。抗癌剤投与後、腎機能が悪化し改善しないのが心配。
12.2.23、内視鏡検査、CT検査の結果を消化器科加藤先生より両検査とも異常無しと聞き一安心。放射線科伊藤先生より放射線晩期後遺症も出ていないと確認。今のところは平穏無事な経過。経過観察5年が必要なので後3年の辛抱。次回検診、12.8.16と予定される。

3)2012.1、2 定期検査

半年振りに定期検査で癌センターに。11.7.28、内視鏡検査と、胸部・腹部CT撮影。
11.8.11、検査結果を。今回は胃の生検もなく、異常無し。消化器系の癌は5年の経過観察が必要との事で今後も4年間は半年に一回、癌センターに行く事に。次回検査は来年、2月9日に予定された。最初の手術から一年半経ったが、何か遠い昔のような気がする。

2)11.7 定期検査

1)11.1 定期検査

定期検査として、2011.1.19、内視鏡検査、1月21日、頸部、胸部、肝、骨盤CT検査を受ける。異常無しを期待したのだが、またもや食道、胃の二個所が生検された。担当医は「神の目」を持っている。前回、顕微鏡でしか分からない癌を、怪しいと云う感覚だけで生検一発で取りきったのだ。病理検査待ちの不気味な時間を又過ごす事となったが、1月27日検査結果を聞きに行くと嬉しい事に「異常無し」。これからは半年毎の定期検査で良いとの事に。半年間と云う仮釈放だが、リンパ節も異常無かった事だし大いなる前進。

10.仮釈放

手術で切除した患部の顕微鏡検査結果で、一個所は上手く切除しきれた事、もう一個所は生検だけで切除しきれてたとの事、確認された。これで現時点、確認できてた癌は全ていなくなった。今後は定期的に転移がないかを確認するだけとなった。万々歳。万々歳。

3)退院後の検査結果(11月18日)

当初予定通り10月31日退院。退院時には来週、11月4日の外来。来年1月21日の頸部、胸部、肝、骨盤CTの検査が組まれていた。有り難いと思うと同時に少し不気味だ。

2)退院(10月31日)

10月25日13A病棟7室に入院。ノッポのスカイツリーの背が、更に伸びている。

今回の胃癌は、一個所は肉眼でも確認できるもの。もう一個所は、どうもおかしいとの事で生検して癌と判明した、顕微鏡レベルでしか確認できないもので、手術も内視鏡を入れて二個所するかどうか決めるとの事であった。しかし、採らなくてはいけないものを残すのも怖いので、なるべくとお願いし、10月26日無事二個所手術成功。手術時間は3時から3時間。

右の写真は、切除された顕微鏡レベルの癌。焦げたハンバーグのようだが、薬を散布している所為。切除した範囲は、癌が肉眼では確認できないので大きめに5cmとの事。

手術も三回目ともなるとドンと構えていたが、今回初めて、手術の際、尿管を挿入されたようで、尿管を外した後、痛くて用がたせず困った。手術日深夜、恥ずかしくも綺麗な若い看護士に管で小水を抜いて頂く。あと、書きとどめておくべき事は、術中に不整脈が出た事と、術後に炎症度を示すCRPが、今回は2.97と最悪値であった事ぐらいか。

1)入院(10月25日)、手術(10月26日)

9.五回目入院 

今日8月26日、検査結果を聞きに癌センターに。CTスキャン検査の結果は食道周りのリンパ節には転移の気配は見られない。食道、胃内視鏡検査結果は、食道については手術後も実にきれいで問題なし。但し、胃の二個所に全くの早期の粘膜癌がある。精密検査をし今後の治療方針を決める事となった。前回同様、胃内視鏡的粘膜下層剥離術がほぼ必要となるであろう。

リンパ節への転移があったら一大事であったが早期胃癌については対処療法も確立しているので心配なし。先生に任せるしかない。まだまだ癌との闘いは続く。そうは問屋が卸さない。今迄の生活習慣の報いであるから甘んじて受けるしかない。

9月2日の外来診療で、内視鏡精密検査が9月21日に、胃内視鏡的粘膜下層剥離術が10月26日に予定された。

5)そうは問屋が卸さない

最初の6月の抗癌剤治療は平気の平左であったのだが、放射線を浴びた後の今回の抗癌剤治療の副作用は大変強く、退院したと云っても一週間経った今でも寝たり、起きたりの状況で手足、舌痺れ、食欲不振、全身倦怠感、喉の焼けつく痛みの副作用がどうしようもない。癌とは共生の時代などと好き勝手な事が云われているが、当人にとっては、癌は正に闘い、対峙している感じ。

7月27日、血液検査、放射線科、消火器科での診察で退院後の状況確認。8月10日、CTスキャン検査で転移の有無、内視鏡での4月、5月の手術結果の確認を待つ事となった。

今年1月に願を掛けて片目の入った達磨。開眼を心静かに待つ事にしよう。確信を持って。

4)退院その後

放射線治療最後の23回目の治療も16日に終え、当初の退院予定日20日を繰り上げ、7月17日(土)退院となった。

今年1月から始まった癌との闘病も、癌センターに通う事、27回、入院29日の4回。長いと云えば長い、短いと云えば短い半年であった。癌再発確率1%にまで減る治療を無事受ける事ができ感謝、感謝。

3)退院(7月17日)

放射線治療の効果を高めるため抗癌剤治療を併用するのだが、5週間の放射線治療のうちの、入院治療となる1週間目(三回目入院)と5週間目(四回目入院)の抗癌剤治療は全く同じ。よって、今回の最後の入院治療は前回三回目の入院の繰り返しの治療となる。

即ち、2時間の抗癌剤、シスプラチンの点滴。96時間の抗癌剤5FUの点滴。丸4日間点滴が繋がっているのは大変な苦痛。5FUは、肝臓で解毒され、シスプラチンは、小便と共に排出される。その為、治療初日は3リットル強、二日目以降も2リットル強の水分他の補液が点滴される。結果、右写真の通り、入院時より2Kg増の水膨れの状態となる。利尿剤で入院時までの体重に減らないと退院できない。

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2)放射線、抗癌剤併用治療 2-5日(7月13-16日)

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7月12日朝10時、17A病棟(17A4室)に入院。今回は初めて南側の部屋でレインボーブリッジを眺める事が出来る。

1)入院(7月12日)

8.四回目最後の入院(最後とは、ならなかった) 

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